2014年1月から、公認会計士試験の勉強を開始しました。
実はそれまでは税理士試験の勉強を独学(TAC市販テキスト)で行っていたのですが、
簿記論だけ受かり財務諸表論は苦戦していました。

そんな中、CIA試験が受かりいよいよ本腰となったとき、「独学では限界がある、予備校講座を
受講しよう。それなら今までやってきた銀行員経験や証券アナリスト・内部監査とも関係が
ありそうな公認会計士を目指そう。税理士登録も可能だし」と考え、公認会計士講座を受講
することとしました。

でも働きながらで予備校に通うのはむつかしいため通信講座で、なおかつ短答・論文に講座が
分かれているところを探したところ、LECが該当したので受講しました。

LECの合格体験記がありますのでここに貼ります。

2018年度合格 中西 貴人さんの合格体験記 - 公認会計士|LEC東京リーガルマインド (lec-jp.com)

受験中・その後

短答式試験は半年ごとにありますが、5回目で合格しました。試験会場に行くと周りは大学生や20代の
人ばかりで、自分のような中年は誰もいませんでした。いや、少しはいましたが論文式の試験会場では
ほとんどいなくなりました。

論文式試験は2回目で合格しました。1回目は監査論は科目合格しました。公認会計士試験は科目合格
の方が基準点が高いので、逆に科目合格する方がむつかしいのです。

論文式の「企業法」は会社法が主なのですが、1回目は散々は結果でした。2回目に向けて司法試験の
参考書や問題集を読み込み、答案作成力を高めて行きました。会計士試験の途中に、腕試しもあって簿記1級を受験し、合格しました。

2018年の11月に論文式試験の合格発表で自分の番号があり、職場でこっそり大喜びしました。これで自分の人生のパスポートを手に入れた、と思いました。
ただ、その後の実務補修(原則3年間、私は2年に短縮)の方が、講義の参加やディスカション・毎回の考査等色々時間を使うこととなり大変でした。でも試験は合格したのでその後の苦労は受験時代と比べると何のこともありませんでした。修了考査は2日間の長丁場でしたが、論文式の3日間と比べると何とか食らいついて行けました。
でも最後の修了考査では本当に周りは若い人ばかりで、自分のような中年は誰もいませんでした・・・

修了考査の合格発表で無事自分の名前があり、「これでいよいよ公認会計士だ」とホッとしたのを覚えています。